<口蹄疫>対策本部長は引き続き山田氏(毎日新聞)
宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、赤松広隆前農相は4日午後の退任会見で、政府の現地対策本部長について、引き続いて山田正彦前副農相が、後任の決定まで務めると明らかにした。
また赤松氏は県央部での発生について「抑え切れていない。現地の皆さんに深くおわびしたい」と改めて謝罪した。
さらに「(宮崎県との)連携が悪かったのか、私が足りなかったのか、きちんと検証する必要がある」と述べたうえで「私の責任は免れ得ない。結果的にこれだけ大きくなった。けじめとして私がやらない方が、新しいリーダーの下でやったほうがいい」と、自らは再任を望まない考えを示した。【佐藤浩】
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「首相ではもう不可能」 普天間問題、谷垣氏言及(産経新聞)
自民党の谷垣禎一総裁は28日夜、党本部で記者会見し、鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場の移設先を、自民党政権時代にとりまとめた現行案とほぼ同じ沖縄県名護市辺野古周辺としたことについて「まずこれ以外はあるまいと考えていたのは事実だが、沖縄との信頼関係を決定的に崩した」と述べ、内容には一定の評価をしながらも、結論に至るまでの政権の迷走ぶりを批判した。
今後の対応については「協力できるものもあるかもしれないが、鳩山首相の手でやるのはもはや不可能だ。首相が退陣するか国民に信を問うかが前提だ」と述べ、協力の前提として首相の退陣か衆院を解散し総選挙を行うことを求めた。
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