就職内定、大卒73%、高卒68%=悪化幅は過去最大−昨年11月末時点(時事通信)

 厚生労働、文部科学両省が14日まとめた今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年12月1日時点)は73.1%で、前年同期を7.4ポイント下回った。高校生の内定率(同11月末時点)も68.1%と同9.9ポイント低下。ともに2年連続の悪化で、下げ幅は過去最大だった。
 この時期の内定率としては、大学生が1996年以降で最悪、高校生が88年以降で6番目に低い水準。教育関係者らの間では「就職氷河期」の再来との見方が多く、政府に未就職の新卒者支援策を求める声がさらに高まることは確実だ。
 大卒内定率は、理系が78.6%で前年同期比2.2ポイントの低下にとどまったのに対し、文系は72.0%と8.4ポイントの大幅な低下になったのが目立つ。男女別では男子が73.0%、女子は73.2%で、それぞれ7.4ポイント、7.3ポイント低下した。
 高校新卒への求人数は43.7%減の17万5000人で、減少率は過去最大になった。求職者数は16万7000人と、こちらも11.9%減少した。
 都道府県別の高卒内定率は最高が福井の85.0%で、三重の83.9%が続く。最低は沖縄の36.6%で、北海道の45.2%が次に低い。男女別では、男子が73.1%で10.0ポイント下回り、女子は61.7%と9.9ポイント低下した。 

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